新宿の劇場に向かうのに前回は南の品川から歩いたので今日は北。久々に東十条でまぐろのカマ焼きを食べるところからスタート。まずそのまま東十条銀座を進んでみたが右手に緑が見えたところで曲がる。ゴージャスで新しい集合住宅を通り過ぎた先で早々とJRの線路にぶつかった。跨線橋を渡ってしまう。
そのあたりでおなかの違和感に気づいた。向こう側には名主の滝公園があった。切羽詰まる感じはまったくなかったがトイレを借りておくことにする。園内は起伏があって迷宮的でトイレを見つけるのに苦労した。無事一息ついて目の前の出入口から外に出た。
急坂をのぼって公園の周りの奥まった道を進むと石神井川にかかる橋。その先に短い半ば遊具的な吊り橋があって静かに歩いてもぐらぐら揺れる。階段をのぼると高台の奥まった住宅街へ。けっこうレア感を感じた。また石神井川を渡りそうになったので軌道修正。瀧野川八幡の祭礼だった。半纏姿や浴衣姿の人々が行き交う。こぢんまりとした商店街を抜けると大通りにぶつかる。最初わからなかったが西巣鴨の交差点近くだった。最初巣鴨地蔵通りに入ろうと思っていたがマンネリな気がして直進。そのまま進めば池袋東口といことに気がついて安易すぎると右折。だがたどり着いたのはつい最近通ったばかりの東武北池袋駅あたりだった。東武だけではなく埼京線の電車も通るので開かずの踏切と化している。地下道を通るか迷うが結局待った。
そこで経路検索したらもう開演まで余裕がなかった。検索された経路に従うことにする。劇場通り(今日の劇場はここではない)を通って池袋駅前をやり過ごし、住宅街を抜けて目白駅前。そこで山手線の内側に入り高田馬場駅前。歌舞伎町をかすめて新宿東口の劇場にたどり着いたのは開演19分前という理想的な時間だった。おなかの調子も大丈夫だった。
終演後、夜の街の風景をながめつつ観劇の高揚感とともに代々木まで歩く。
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