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2024-05-05 : 国分寺駅 - 日野駅 (14.1 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

一番最初に思い浮かんだのはカレーだがそれをオーバーライドするように新宿の風景が浮かぶ。新宿ならサラダうどんと思い東口の三国一に向かうが何とまさかの長期休業中だった。隣接するほかの店舗も閉まっていたので建物で問題が見つかったとかそういことかもしれない。西口にも店舗はあるが日曜は休業のようだ。うどんに心移りしたものの口の中はまだカレーだった。堅実に紀伊國屋裏のカレー屋アラジンにいくことにした。牛筋カレーはスパイシー。すぐ出てきた。

このまま新宿から歩くことも考えたがどうにもコースが浮かばない。中央線で国分寺まで移動した。

南口から西へ向かう商店街へ。左手の路地に入り込むとのどかな住宅街が広がる。大きな農地にぶつかり迂回。大きな道路の手前で足踏みして側道を西に進み、交差点にぶつかったところで対面の南側の道に入り込む。入り込んだのは府中街道だった。いつのまにか府中市で刑務所、武蔵野線、東芝事業所にはさまれて道をそれることができない。刑務所を過ぎ、ちょうど北府中駅前で道をそれてみたがすぐに海道に引き戻された。その先でやっと府中街道とさよなら。島忠やケーズデンキが並ぶ、逆に府中から北上するときに何度か通った道だ。今日は傾いた太陽の方向に路地を分け入る。

府中市は要所要所にその場所の由来を示す碑が設置されている。ほとんどは有名なものだが、中にはその周りに住む人しか知らなそうなローカルな碑があって、ぼくが見かけたのは五郎さん道の碑だった。なんでも「甲州街道からこの道に入る角の家(小沢家)の先祖五郎の名に由来します」とのことだ。

南武線の踏切を渡り広大なNECの事業所を迂回する。 その間に西府駅の裏手を通ったらしい。水路に沿った小道から大きな道路を渡り住宅街。ふたたび大通りに出て中央道をくぐる。行手はるか遠くに多摩川の向こうの緑の丘が浮かび上がった。そっちには進まず右折。今日はこのまま多摩川左岸をキープして立川方向に進もうかという気持ちが強まってきた。ところが多摩川河畔に出てしまい、後戻りするのも癪な気がして、すぐ近くの橋を渡ることにした。なんとなく見覚えがあって気づいたが2月に渡ったばかりの石田大橋だ。モノレールの高架と万願寺駅があった。

前回とかぶらないようにモノレール沿いにJR日野駅方向を目指す。もうすっかり夜だ。バスの停留所が見えたので暗い住宅街に曲がってみた。こちら側に渡ってきていた中央道をふたたびくぐり拡幅工事中の道が甲州街道に合流し、日野駅に行くにはそのまま進んでもよかったがあえて奥に入った。木枠で囲まれた水路のある通り。駅前の商店街を抜けてぐるっと回り込んで駅入口へ。

2024-05-05 : 国分寺駅 - 日野駅 (14.1 km)