Walklogv0.6.5
download
2024-01-21 : 戸塚駅 - 瀬谷駅 (18.8 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

雨上がり。地元で焼肉ランチの後定期券区間の戸塚へ。西か東か迷ってまずいったん西へ。コンコースで結ばれた商業施設を通り抜けるが右手に見覚えのある商店街の入口を見つけた。回り込む。人通りは多いが肩肘を張らないいい商店街だ。行手は中外製薬の研究施設。細長い公開緑地が横にあり、そこに沿って進んでいくと行手には平成横浜病院という若干匿名的な名前の大病院がそびえている。今日はそちらには進まず、ちょっとUターンする感じで路地に入り込む。奥まった住宅ゾーンだ。トイレに入りたかったので大きな公園を目指した。宮谷西公園という起伏の多い緑地だった。トイレを借りて一応舗装されている林の中の坂道を登っていくと出口につながっていてその向こうは見晴らしのいい住宅街だ。

谷底のテニスコートを迂回して緑が多い小道はやがて県道に合流する。汲沢というそのあたりの雰囲気はよかったので、そのまま県道を進み続ける選択もありありだっだが、気分を変えて脇道に入り込んでみた。傾いた太陽を目指して進む。ちょっと迷走しつつドリームランド跡地の俣野公園にたどり着いた。ぐるっと野球場を迂回して公園の外に出る。住宅街の細い路地に入り込む。左手奥の並木はおそらく横浜市と藤沢市の境界、境川の手前あたりだろう。太陽はいままさにその向こうに沈もうとしていた。

川にぶつかって境川かと思ったが支流の和泉川だった。いったん下流に進んで橋を渡りその後ちょっと上流に進んで境川を渡り藤沢市に入ってしまうつもりだった。そうしなかったのはせっかくだから横浜の中ではレアな泉区や瀬谷区を歩いておこうという軽い動機だった。はるか左手にはまばゆい湘南台の街が浮かぶが、こちらは夜の闇に沈み込んでいる。不思議なことに、あちこちに局所的に靄が湧き出していて、幻想的だった。

暗くてさみしいし、歩道がきちんと分離されてないのに車の通りはそれなりにあって、決して歩いている楽しい道ではなかったが、瀬谷区までは行こうと思った。ところが步けども步けども泉区が続く。おもろしいのは、走ってるバスは対岸の長後駅発着だったりするのだ。ときおり明るくて整備された区画があらわれるが長続きはしない。結局その道は環状4号に合流しそのあたりがちょうど瀬谷区との区界だった。

一転してロードサイド店舗が並ぶ大通り。UNIQLOの赤い看板がなぜか「酒」という文字に見えた。そこからも長い。商店街かと思って斜めに分け入る道に入ったらさみしいまま瀬谷駅前へ。

Apple Watchによる記録を終えたら、その瞬間に電源が落ちたらしい。Suicaが使えない状態で帰路につく。

2024-01-21 : 戸塚駅 - 瀬谷駅 (18.8 km)