電車はすいてるのに横浜駅なかの飲食店はどこも行列ができていた。並ぶ気にならなくて一回りして横浜駅を出てしまった。ほとんど期待してなかったけど駅から少し離れた珈琲問屋へ。なんと開いてたので、どうしても買うべきものはなかったのだが、せっかくなのでペーパーとブラシを買うことにした。
そのまま歩くかどうか気持ちは半々だったが、まわりの都市的な風景に鼓舞されて歩くことにした。珈琲問屋前の道がなかなかよかったのでいけるところまでいってみる。天王町駅近くまで連れていかれた。駅を通り抜けてそのまま進めば保土ヶ谷だが、国道1号を横切ってニコニコ商店街に入りこみ、途中で右折し崖下の道をのぼっていく。丘をひとつ越える形になる。丘の上は久保山墓地だ。線香のにおいがする。しばらく尾根道伝いに歩いておりた先は黄金町近く。大岡川を渡ると伊勢佐木町モールと交差する。
モールを関内方面に進んで遅いランチを食べる場所を探す。けっこう早場としまっている店が多いが、中華系は例外。どこも割と開いている。そのなかから四川料理の店に入って刀削麺。刀削麺はおいしいが、麺の量が多いので、おなかがふくれてしまう。誤操作でApple Watchによるワークアウトが終了してしまったので、気分も新たにここからがっつり歩いて摂りすぎたカロリーを少しでも消費する。
トイレを借りにマリナード地下街に降りたが、ホームレスの人たちのダンボールが一列にならんだ通路があって驚く。
モチベーションを欠いたまま、横浜スタジアム、中華街、元町と定番の観光エリアからトンネルを抜け本牧エリアへ。本牧は表通りより裏道が魅力的だ。入り込む。最近、コンビニで買う緑茶系のドリンクがやけに香ばしく感じられて散歩の彩りとなってくれることに気づいた。今日は颯という微発酵のお茶にしてみた。独特の香ばしさがよい。お茶のカフェインでモチベーションが復活する。
小港のウォーターフロントというどんづまりまでいってから本牧中心部をかすめた。バスに乗る誘惑がちらつくなかせっかくだから駅まで歩こうと根岸線の根岸駅を目指す。根岸は遠かった。裏道を選んでどうにか到着。
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