せっかくの平日休み。天気が今ひとつなので遠出はやめて開業したばかりの麻布台ヒルズを覗いてみることにした。
日比谷線の神谷町駅と直結して、地上に出ずに地下からアプローチできた。メインのタワーの周りにいくつかサイトが並ぶスタイルだが周辺部の店舗は1月末に開店というものが多かった。中央には広場があって今は巨大なクリスマスツリーが飾られていた。
タワーの4階まではショッピングエリアになっていたので覗いてみた。3階がレストラン街で一回りしてみたが男一人で気軽に入れそうな店はなかった。4階は書店と文具店がありぼくのためのフロアだ。書店はこちらでは見かけない京都の大垣書店、文具はMark’s Styleだ。目の保養をする。
ここにきたからには展望台に上がらなくては。なんと無料なのだ。ちょっとさまよって地下から直通エレベーターがあることを知る。33階まで上がるとスカイラウンジというフロアから周囲の風景を見渡せる。六本木ヒルズからはかなり小さく見える東京タワーがここでは巨大だ。この後に備えてシアターみたいに段上になったベンチでちょっと休憩した。
地上におりて散歩開始。新しくできた道を抜けるとよく知った道。さっきの休憩だけでは疲れはとれてなくて、フィジカルもマインドもあがってこなかった。もうひとつの最寄駅六本木一丁目方面から赤坂へ。食べ損ねたランチの選択肢がたくさんありすぎてだんだん選べない感じになってきたので目の前のつけ麺の店にすぱっと入ることにした。塩味のスープでさっぱり。
エスカレーター何あるのにあえて階段を使って日枝神社の境内にあがる。あっという間に脇の階段からせっかく稼いだ位置エネルギーを濫費する。永田町のエリアに人だかりがあると思ったら、どうやらキックバック問題の議員を待ち構えている報道陣のようだった。
四谷の入り組んだ路地を通り抜けるともう夜がそこまでやってきていた。慶應病院の敷地をから外苑へ。空虚なモニュメントみたいな国立競技場の周りを半周して何度も歩いた神宮前のおしゃれな店が並ぶエリア。平日だがそれなりにごった返している竹下通りから原宿駅前のUNIQLO、IKEAを冷やかした。
公園通りは青の洞窟とのタイアップでブルーのイルミネーションがされてあたりが幻想的なブルーに染まっていた。
竣工したとはいえまだ店舗がオープンしてないのでとくに行く必要ないと思っていた Shibuya Sakura Stageだがせっかくなので覗いてみることにした。まだ書き割りみたいな施設の中を通り抜ける。駅に新しくできた改札をからストリームまで通り抜けられるらしいが、今日はさらに奥まで進んでみることにした。峡谷みたいに細く抉れた道の向こうに突然灯りがあらわれてそれが渋谷の新南口につながっているようだ。混雑する入口を避けて静かな裏側から電車に乗れるのは助かる。
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