横浜駅はどこもかしこもすごい混雑で恐れをなして海老名に移動した。ランチはららぽーとで天丼。並なのにエビが二尾ついてきたし、半熟卵の天ぷらもいい。
自衛相模線で二駅移動して相武台下へ。小田急にも相武台前という似た駅名があるがかなり2キロくらい離れてる。こちらはコンビニもないのどか過ぎる駅前だ。台地の縁の奥まった住宅街をどうにか抜けていく。まずは西の相模線と東の県道の間を縫うように北上していく。
意を決して県道を横切るとなだらかな坂が続く行手を遠巻きにぐるっと林に囲まれている。開けた草原から雑木林に挟まれた道に出て、ひとつ丘を越えるという感覚だったが実際は上っただけで下りることなくさらなる高台を進み続けたのだった。夕闇とともにあたりは街になる。
それも束の間。やがて広大な保護樹林の縁にでた。遊歩道みたいな道幅なのに時折車が通る道を進んでいく。その先はまた住宅街で細切れの路地をあみだくじ的に進んでいく。道ごとに個性があってなかなかおもしろい。このあたりだけではないが、今日は何度か行き止まりにぶつかって引き返すことになった。
横浜線の線路をあっさり越えた。古淵駅の東側でぼんやりホームが宵闇に浮かび上がった。その先の境側を越えるにはかなりの急坂を下りる必要があった。曲がりくねっていて味のある坂だ。しも坂という名前がついているようだ。境川の向こうは東京都町田市。考えてみると先週に続いて今週も相模原・町田あたりを歩いてる。
あまり選択肢はないので結局町田駅に向かうことになった。町田街道から裏路地に入り込みうまいこと駅前へまっすぐつながる道に入り込めた。あたりが少しずつ賑わいでくるのは心が弾む気がする。ぐるっと小田急の駅からJRの駅に回り込んで散歩終了。
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