連休初日は鶴見線の終点扇町駅から歩くことにした。鶴見線は基本20分に一本だが、扇町までいく電車は2時間間が開いていた。ランチは鶴見で蕎麦にしようと思っていたが、ラストオーダーを考えると間に合わないかもしれないとは思っていた。店の前に行くと店内の照明は消えて人の気配はなく、今日は元から営業してない感じだった。駅前まで戻ってスープカレー。まだまだ時間があったので商業施設を見て回る。鶴見も最近小ぎれいになったと思っていたが、仔細にみるとあちこち歯抜けしていて場末感が漂っていた。昔の場末には希望があったが。今の場末は衰退していくばかりだ。
扇町行きの鶴見線はそれなりに乗客が多かった。工場だけしかないのに最後まで乗りとおした人もそれなりにいた。扇町のホームには猫が3匹いた。人にはとても慣れているのだが、顔つきは荒々しい。
工場街を抜けていく。工場の煙突や建物がセクシーだ。鶴見線の本数は少ないがバスの便はかなりあってけっこう待っている人も多かった。みんなこっちを利用するのだろう。歩道のガードレールを乗り越えながら左右を行き来して写真を撮る。産業道路を渡ると市街地だ。斜め左への道があったので入りこむ。基本、住宅街だ。傾いた太陽が目の前に浮かんでる。I’ll follow the sun. 渡田向町の商店街がいい感じだった。かなり西に進んだ気がしてたが、川崎の中心部にたどり着いた。消防署の前からごった返しているチネチッタをかすめる。
川崎駅の東口から西口へ。多摩川の河原からつかず離れずで上流方向へ。河原町といわれるあたりだ。第二京浜にぶつかってそのまま多摩川大橋を渡って東京都へ。いったん第二京浜を離れて下丸子駅に近づくが千鳥町駅を経由して再び第二京浜に戻ってきた。池上警察署の前からバスに乗って再度川崎駅に向かった。
川崎に向かったのはなにか買い忘れたものがありそうな気がしたからだが、見つけることはできなかった。
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