東京駅はいやになるくらいの人手だった。ランチはカレースパゲティー。この店はライスよりスパゲティーのほうが好きだ。

高崎線で桶川に向かったが、電車もずっと混んでいた。今日は東の白岡方面に向かおうと思うので東口でおりる。駅周辺は落ち着いた感じだった。線路と平行に一応商店がならんだ通りがあるので北上してみる。その先はもう商店街ではなくなっていたので右折。旧中山道筋の宿場町にぶつかる。駅前よりこっちのほうがにぎやかでおもしろい。駅の方に戻り駅前から伸びてきた通りを駅と逆方向に進んでいく。

住宅街だ。太陽の向きで途中で北に向かっていたことに気がついた。もうしばらくはこの道の行く末を見届ける。農地が増えてきて、寺や神社がいくつか並ぶ。上越新幹線の高架が見えた。そこで右折。新幹線の高架をくぐり、道も農道に毛が生えたみたいな感じになる。伊奈町に入っていた。農地が徐々に工場に変わり、やがてまわりに公園や学校、公共施設が並ぶ大通りに出た。まわりに何もないので道をそれる理由がなく、まっすぐ進んでいく。埼玉は平坦なので行き止まりがなくて安心だが単調でもある。

いきなり農地が増えてきた。ピンポイントで道を選んで宇都宮線の白岡駅を目指す。まずは畑の間を抜ける道。川（綾瀬川だった）を渡ると蓮田市の住宅街だ。ロードサイドをかすめてさらに川（今度は元荒川）を渡るとようやく白岡市だ。位置的にはそのまままっすぐ進んだところに白岡駅があるので、市街地かと思いきやまだまだ住宅街で、しかも道もまっすぐ続いてない。最後の数百メートルが形ばかりの商店街で、美容室や居酒屋が目についた。市の中心駅としてはいささかさみしい。

都心まで電車一本なのは楽だ。