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2023-04-01 : 三咲駅 - 西白井駅 (14.0 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

過去の散歩コースを確認してたら、都心からそんなに離れてないのに千葉県白井市(しらいでなくしろいと読む)が散歩の空白域であることに気がついた。今日の散歩のテーマは空爆を塗り潰すことだ。

東京ミッドタウン八重洲がグランドオープンしていた。もう3週間経つのにやたら人が多かった。インドのコーヒー豆だけ買う。ミッドタウンはどこも混んでいて、魅力的な店もなかったので、ランチは駅の反対側に移動して蕎麦にした。

松戸を経由して新京成線の三咲へ。三咲は船橋市だが、船橋市北部にも大きな空白域があって、ついでに踏破しておこうと思ったのだ。駅近くの踏切から概ね北東に進む道に入る。駅前通りといっていいだろう。駅周辺は一応市街地だが大型の店はマツキヨと併設された業スーくらいか。

しばらく住宅地が続いたが突然森の間に入りこんだ。森を抜けたあたりから歩道が狭くなる。元のぼんやりしたプランでは白井市に入ってから大通りに突き当たって右折して白井駅の方に向かうはずだったが、目の前の突きあたりをそれと勘違いして右折してしまった。船橋市の田園地帯を進んでゆく。細い通りなのに車がかあんりスピードをあげて通っていくので大丈夫かと思うが、なぜかほぼ片側しか車が通らなかったので余裕があった。だからこそ逆に飛ばしてしまうのだろう。

川を渡ってようやく白井市に入った。斜路をのぼっていかにも人工的に造成した戸建て中心の住宅地へ。右手には高校があった。桜並木の遊歩道に入りこんだ。まだまだ花が残っていてちょうど見頃という感じだったが花見をしている人はいなかった。そのまま北総線の白井駅前へ。このあたりの北総線は堀割を通っているので、地上通路で駅の両側を行き来できる。あたりは白井市の中心部なのでそれなりにひらけていた。夕闇が深くなってあっという間に夜になっていた。

まず北上して、そのあと東にそれて手賀沼方面に向かうのが当初白井駅スタートで考えたときのプランだったが、もう夜だ。より町に近そうな東にそれた。突き当たりにぶつかり、まだまだ離れているものの行手に自衛隊の飛行場があることを確認する。どちらかに迂回する必要がある。右手を選んだのはその先の柏市街を念頭に置いていたからだ。

どう考えても遠すぎるので柏への大通りにぶつかる直前で東武野田線のほうに向かう道に曲がる。歩道が狭くて車の通りが激しく、この先進む気力をなくし、若干近そうだったので、左折して北総線に戻る道を選んだ。行く手には白井の隣の西白井駅があるはずだ。鎌ケ谷市との境界近くだったが、新鎌ケ谷はかなり離れているのだ。

20分間隔の電車に間に合うように最後だけちょっと小走りで西白井駅に近づく。歩道橋で駅に入りこんだ。眼下には満開の桜。

どの経路を選んでも同じくらい運賃がかかる。ちょっとしたランチの金額だ。

2023-04-01 : 三咲駅 - 西白井駅 (14.0 km)