夕方から横浜で観劇だが、炎天下の南武線矢向からスタート。境界間際だが、一応横浜市鶴見区だ。駅前商店街を進むとやがて新幹線や横須賀線や貨物線など線路の集積する地帯をどうにか通り抜ける。意外だったが向こう側の川崎市には緑の多い住宅街が広がっていった。もっと殺風景な感じだと思っていた。ひとまずの目的はクロスゲート川崎という商業施設。ダイソー系列の300円ショップthreeppyが併設されたというのでのぞいてみることにしたのだ。クロスゲート川崎自体初めてだったが、店舗は3階までしかないこぢんまりとした施設だ。threeppyもダイソーのほんの片隅だったがダブルウォールのタンブラーが気に入って買うことにした。よさそうな店があったらランチにしようと思っていたが特になし。早速ちょっと休憩だけする。

すぐそこの末吉橋を渡るとまたしても横浜市鶴見区だ。突然起伏が激しくなる。果敢にすべりどめのたくさんの○が刻まれた急坂に挑むが、思ったより長くカーブの先も続いていてさすがに息が上がり心拍数が150を越える。せっかくのぼった坂を下りた先は三ツ池公園だ。名前通りの三つの池のほとりをかすめて滝の前のベンチで必要に迫られての今日二度目の休憩。三ツ池公園を出た先にも○ばかりの急な上りがあった。

ぼくの散歩の原風景ともいえる水道塔が目の前にあらわれ下に水道管が通る水道道へ。これをまっすぐ西に進めば妙蓮寺駅近くだが南下して早めに平坦な方に進んでしまうことにした。こんもりとした緑の丘のふもとの道を進むとようやく神奈川区に入った。西寺尾だ。横浜線の線路を越えていろいろあがいてみるが結局大口駅前を通り過ぎ、唐突に浦島丘にのぼり立町みはらし公園の向こうに抜けようとして抜けられず一国から横浜新道が分岐するところに出た。一国に沿って東神奈川駅を通り抜けるとあとはいつものコースを通って横浜駅へ。

劇場のある象の鼻までこのまま歩けば余裕でたどりつけたが、ランチがまだだったので軽めにきしめん。暑くて食欲がないような気がしていたが案外ぺろりと平らげた。

歩くとギリギリだったので電車に乗ってしまうことにした。日本大通り駅のすぐそばのはずだったが Appleマップの示す位置が間違っていてぎりぎりまで右往左往してしまう。Googleマップで確認し直して大慌て。必要のない汗をかいた。

芝居が終わってせっかくなのでレンタル自転車で帰ることにした。近くのポートは自転車が一台もなかったので数百メートル離れたホテルまで移動してようやくサイクリングスタート。夜風がきもちいい。横浜でもよかったがせっかくなのでその先の東神奈川の近くまで乗っていく。快調なペースでたどり着くが、返却するポートの場所がすぐにわからなくて30分を超過して追加料金だ。