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2022-06-25 : 羽村駅 - 青梅駅 (11.4 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

小川町で南インド料理。お得なメニューは平日限定だった。

一気に青梅線の羽村へ。陽射しは雲の影に隠れていたいい感じの緑に囲まれた住宅地のあちこちがフェンスで囲まれていてどうやら区画整理と新道路の予定があるらしい。反対の住民がたてたらしい看板があった。こののんびりした風景が失われてほしくはない。

玉川上水が多摩川から分離するあたり。まず上水を渡りさらにその向こうの人道橋で多摩川も渡る。多摩川の向こうはあきる野市と思いきやまだ羽村市が続く。堤防の上を進んで青梅市側に出ようとするがぷっつりと道が終わっていた。Google Mapsではつながっているように見えるのだが、鉄パイプで塞がれていて、細い水路は細い板でかろうじて渡れるものの、その先の道は草むらの中に消えている。そういえばいつぞやもまさにここで騙された。Googleに改善要望を出さないとまたいつか騙されそうだ。

左手に山道がつながっている。空気が変わっていきなり涼しくなったのはよかったが、その先は思ったより本格的な登山道でかっちり浅間岳という標高235メートルの小山の頂上に登らされた。うかうかしてると大隅山など別の山に登らされそうだったので、バス停という標識を頼りに進んだが、下りながら急坂で、ぬかるんで滑りやすい上に、あまり利用されてないのか、クモの巣や倒木が多く、かなり苦労させられた。山の中を歩いたのは30分もなかったと思うがかなり消耗した。

下りた先は滝山街道の旧道だ。歩行者と自転車専用になっている。隧道を通り抜けてしばらくゆくと新道と合流する。休憩がてら道沿いの空き地でその先どうするかシンキングタイム。多摩川を渡るかそれとももうしばらくこちらサイドをキープするか。休憩前は渡る方に傾いていたが、結果として渡らないことにした。調布東通りという住宅地の中を抜ける道に入り込む。時折里山がぴったりと寄り添ってきて、先ほどと同じく涼しい風が吹いてくるのを感じた。

下奥多摩橋を渡る。下流では多摩川を渡る橋は良くも悪くも存在感をアピールしているが、このあたりでは街に溶け込んでいて、近づかないと橋があることに気がつかない。それでも橋からの風景は幽玄で多摩川の曲がりくねった流路が夕闇に浮かび上がっていた。

適度なカーブを描いた細い道に入り込む。塀が縁取る風情のある道だった。大通りでセブンイレブン発見。スムージーが売ってた。住宅の裏の道を下るとまたしても人道橋。眼下を流れるのはもちろん多摩川で、対岸が突き出た岬みたいになっていてこのあたりで大きく蛇行しているのだ。岬の部分にあるのは釜ヶ淵公園。河原では火を囲む人たちの姿があり、ぼくを追い越したラテン系のわかもの二人はおそらくその集団の買い出しだったのではなかろうか。向こう側にももうひとつ人道橋があって、それを渡ると何事もなくなかったかのように元のサイドに戻る。

坂を上っていくと青梅駅周辺の市街地だ。登山帰りの人たちに混じって青梅駅にゴールイン。ぼくも今日は山に登ったといっても怒られないだろう。

2022-06-25 : 羽村駅 - 青梅駅 (11.4 km)