キッチンABCの初の池袋東口店。こちらも行列が絶えない。初のオリエンタルライス。ニンニクがきいておいしい。
西武池袋線で桜台へ。漠然と都心に向かおうと思っていたがまずは北から回り込んでみる。ちょっと回り込みすぎて氷川台駅に近づいたようだ。その割には桜台という地名がどこまでも続いていく。行手に環七があらわれて渡るかどうか迷っているところに正面の商店街の入口が見えた。江古田駅に続く商店街だ。もともとこの商店街を目指して回り込んだのだが、それにしては回り込みすぎた。
商店街を駅に向かって歩いていると、自販機の横から年配の女性が周囲に呼びかけている。助けを求めているようだ。ふらついて家まで戻れなくなったので介助してほしいとのこと。差し出した手を握り返す手は意外に力強かった。数メートル先の小さな酒屋みたいな店に入っていったのであれっと思うがそこがどうやら彼女の家だったのだ。お礼ということで店の人に缶を ビールを手渡されてかえって申し訳ない気持ちになりつつ、ありがたくいただいておくことにした。なんだかとてもおいしく感じた。
江古田駅の踏切を渡り南下を続ける。最初江古田通りをゆくが、脇にそれてやがて中野通りへ。西武新宿駅の踏切を渡ってから左手の新井薬師方面へ。早稲田通りの対面の路地を通り抜けると中央線が壁のように立ちはだかる。左手にそれて紅葉山通りで中央線をクリアし、公園でトイレを借りて再び路地へ。青梅街道に出るはずなのに散々焦らした挙句、ようやく鍋島横丁の交差点で青梅街道。そのまま横丁に入り込み、それるきっかけなくずんずん進んだら杉並区に入りどうやらまた環七が近づいてきた。さすがにもういいだろうと、立正佼成会の広大な敷地の手前で左折。路地を抜けると方南町の駅近くだった。一瞬中野区に入ってまた杉並区方南町に戻る。小さな公園で休憩して鋭気を養う。
そこから甲州街道はあっという間だった。笹塚がすぐそこだ。駅前には行かず暗くて奥まった住宅街に入り込む。下北沢が目と鼻の先なのにこんなところあるんだな。夜の蛾みたいにヒカリにさ惹かれて進んだら下北沢の馴染み深い商店街。駅とは逆の方向に進んでしまったが気を取り直して西口へ。またしてもトイレを借りるため(ビールを飲んだのでトイレが近い)駅直結の商業施設を通り抜けて中央口へ。
つい最近バスで帰ったので今日は東急ということで、そこからは茶沢通りを通って三軒茶屋を目指す。長いようで短く短いようで長い。
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