テラスモール湘南でほんとうに厚切りの厚切りポークグリルを食べてから散歩開始。雨は午前であがったがいつまた降り出してもおかしくない飽和ギリギリの水蒸気量で蒸し暑さがこたえる。

地下道をくぐって辻堂駅の南口へ。辻堂元町商店会といういいさびれ感のある通りを折れ曲がりながら通り抜けて道なりに進んでいくと意外なことに線路が目の前にあらわれた。ぐるっとまわって線路から離れる再チャレンジ。閑静な住宅街を進んでいく。本当に住みやすい街というランキングの1位になったこともあるのがわかる。引地川という川を渡ると町名に冠されていた「辻堂」がはずれ「鵠沼」になる。同じような高級住宅街だがどことなく雰囲気が変わる。本鵠沼の駅前通りをしばらく進むと、池が立て続けに二つあらわれた。はす池という名前通り蓮が浮かんでいる。花の見頃まであともう少しという感じだ。

江ノ電の踏切と境川を渡って大きな工場を迂回し行手にたちはだかる里山の方へ。それは新林公園という名前の公園のはずで、今日の目的地だった。かなり大回りして入口にたどり着き園内へ。もう5時をまわっていて人の姿はまばらだ。ハイキングコースがあるとのことなのでたどってみる。まずは展望台を目指したがあっという間だった。雨模様なので見晴らしはよくないが一応住宅街の向こうに海が見えた。その先からが本格的な山道のはじまりで、いきなり急登が続く。雨で道がぬかるんでくつが汚れてしまう。けっこう苦労して標高差60メートルくらいのぼった。フェンスの向こうが片瀬山の住宅地と接しているのが不思議な感じがした。閉ざされてるが扉もある。見晴らし台という標識があったのでいってみたが草に覆われて何も見えなかった。

北公園と書かれた分岐があったので誘われて行ってみたらいきなり別世界で遊具のある緑の草地で覆われた片瀬山北公園があった。もう山道に戻る気はしなかったので住宅街を進むことにする。最初南下するが海側にでても仕方ないと思い、細い路地を通り抜けて鎌倉市西鎌倉に入る。

低地の街場、地名でいうと手広あたりにでて、選択の時を向える。モノレールに沿って大船または江ノ島、あるいは藤沢方面に戻るか。結局最近通ってない感じがした鎌倉中心部への道を選んだ。大通りから一本入った道をゆけるのがありがたい。要塞のように山に守られているので山を通らずに抜けられる道まで迂回する。

八雲神社前の交差点から鎌倉駅西口にまっすぐ続く道に入り込んだ。なだらかにのぼっていってトンネルを3つくぐる。その先はなだらかに下って駅前に到着。