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2024-06-09 : 船橋競馬場駅 - 東船橋駅 (12.4 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

新橋でだし茶漬のあと京成本線で一度も駅前に行ったことのない志津を目指した。長時間座ってApple Watchに警告されながら近づいていくと目的地周辺にピンポイントで大雨が降っている。しかも今後1時間はやまない予報だった。予定変更で船橋競馬場駅から歩くことにした。重そうな雲が垂れ込めてはいるが雨が降る気配はまったくなかった。

南船橋駅近くに新しい商業施設がオープンしたというのでまず海側に進んでみる。ららぽーとの屋根のない通路を通ってよくわからずララアリーナという矢印について東関東自動車道と京葉線の下を通り抜けて要塞のような建造物の方に向かったが、それは商業施設ではなくイベント施設だった。今日はIKEAをスルーする。新しい商業施設ららテラスはまさに駅前にあった。1階と2階に表に面した通路が一本だけの思ったよりずっと小規模な施設だった。それでも飲食店がメインでフードコートもあり、なかなか実用的だと感じた。

その先の公園を抜けるとフェンスにぶつかり、その手前の遊歩道に上れないかと右手に進んでみたが完全な行きどまり。引き返して京葉線と東関東自動車道を逆にくぐる。歩道橋を渡ると右手には谷津干潟。南側の印象が強いが今日は北の縁を進んでみる。やがて谷津バラ園というこのあたりきっての観光名所があらわれた。そろそろ見頃じゃないかと思ったがまだ咲いてるのは3割くらいらしい。中はそれほど広くなさそうなのに入園料は550円とけっこう強気の価格だ。

公園を抜けて道なりに進むといい感じの商店街。京成の谷津駅につながっている。一度夜に来たことを思い出した。高台の入り組んだ住宅街を抜けるとJR津田沼駅につながる広い道。駅を南口から北口に通り抜ける。習志野市の中新駅なのに駅前はすぐに船橋市だ。夕方が近づいて活気が出てきた飲食店街を通り抜けてじりじりと高台の団地エリアにあがっていく。通り過ぎる路線のバスの行き先東葉高校にたどり着いたときには山の頂上にのぼったような達成感があった。そこから先は下山ということになる。

あたりは少しずつ街らしくなってきて、てっきり船橋駅を通り過ぎて西船橋に近づいているような気がしていた。ところが不意に渡ったJRの跨線橋で左手に見えたのは東船橋駅のホームだった。津田沼から一駅しか歩けてないとは、まったく予想外だった。それなりに疲れてもいたのでおとなしく東船橋駅に吸収される。

2024-06-09 : 船橋競馬場駅 - 東船橋駅 (12.4 km)