蒲田で鶏ポタラーメン。思ったのと違って濃厚なスープには野菜が溶け込んでいてヘルシーな食べ物だった。
御殿場線の東山北へ。JR東海エリアなので、Suicaと互換性がなくしかも精算機がないので精算もできない。切符を買うのが正解ということだが、定期券利用区間が重複していて当然それは利用したい。ということで大船で途中下車して次の電車が来るまでの3分間で改札の外に出て切符を買うというアクロバットを成功させた。東山北駅では車掌が切符を受け取っていて、もしSuicaで来てたらどういう対応になったのかわからない。
山北町は2017年以来二度目。前回は中心駅の山北で降りたので東山北は初めてだ。路地を抜けると小さなロータリーがある。ロータリーの時計は正しい時間を指していたがとまっていても誰も困る人はいなさそうだった。駅の周りにはコンビニもない。のっぺりとした住宅街が広がっている。最初はこのあたりのメインストリートである県道を進むが前回の轍を踏まずもっと山北町を満喫するため、路地に入った。風景の変化がなくてどれくらい歩いたかわからなくなる。
住宅が減って山林の縁に沿って進む。空気が少しひんやりする。2、3度違うんじゃないか。酒匂川を渡ると支流のひとつが轟音と水飛沫をあげて流れ込んでいた。その先に洒水の滝という滝があるらしい。後ろ髪を引かれたが今日はパス。
さっきよりずっとローカルな県道に合流して坂を上っていくと南足柄市に入る。このまま進むとはるか箱根にいってしまうので左手の林の中にわけいる。地図では通れる道がバリケードで塞がれている。一応迂回して入り込む。道は舗装されていて車も通れる。林道という感じだ。適度に木陰があって心地いい。頭上で聞き覚えのない甲高い鳥の声が聞こえたが見上げても姿は見えなかった。一箇所だけ急で地面に草が生い茂った細い坂があったが、なだらかな坂を上りつめてやがて下る。
地面が平坦になり左手に大きな敷地があらわれる。閉鎖されたアサヒビールの工場だと後でわかる。割と広い道だったがいったん細い道に入り込んですショートカットする。その先でようやく街中へ。ドラッグストアが見える。そちらにダイレクトには進まず坂を上って高台の尾根道へ。寺、学校や、アサヒビールなき今南足柄市の大黒柱である富士フイルムの社宅など大きな敷地が並ぶ。
坂を下り、大雄山線の線路を跨ぐ。回り込んで大雄山線の和田河原駅へ。まだ歩けたが連休初日なのでセーブすることにした。
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