八重洲でインドカレーを食べてから我孫子へ。初めての北口側に降りてみた。小規模だが整った商業エリアを抜けると緑が多い住宅街が広がっている。雲が多く若干湿度は高いが風が心地よくて歩きながら目を閉じて感じてみたりした。
案外起伏が多い。台地の縁の崖下に沿った道をゆく。結局は台地の上にのぼるが、駅から離れて緑が減りざらざらとした灰色が目立ってくる。やがて大動脈国道6号に合流する。最初は右側の路地に分け入るつもりだったが、左側に常磐線の線路と隣の北柏駅が見えてきたので、その向こう側に行くことにした。いつの間にか柏市に入っていたらしい。
北柏駅の南口に出た。こぢんまりとした駅に比べて感じの駅前通りを進み、大通りと川を渡り線路から離れる。さらに離れるか戻るか二択で戻る方を選び、線路に沿った細い路地に入りこむ。緑濃い林にはさまれた奥まった感じの場所だ。障害物がないので遠くにそびえる病院のたてものがはっきりみえる。牧歌的な風景から一転して柏駅周辺の巨大な商業エリアの端の方に入りこむ。
時のある裏通りから商店が並ぶ表通りへ。けっこう歩きやすいのでそこから離れる理由もなく、進み続ける。柏駅前を通り過ぎ、東武の高架をくぐると商店街は終わってふつうの県道になる。そこで道をそれることを考えはじめるが、おそらくこの先は南柏駅でそのあたりで左折した記憶が新しかった。かぶりをさけるために今日は少なくともその先までは県道を直進してみることにした。結果的には、南柏駅があるのは予想通りだったが、思ったよりずっと遠くだった。
南柏駅を通り過ぎてからも県道を進み続けた。結局小さな川の橋を渡り終えたところの根木内歴史公園という公園に入り込んだのだった。城址なのだが、よくわからないまま池と林の間を通り過ぎてしまった。緑豊かで静かないい公園だ。公園をでて小川沿いに常磐線の線路下をくぐり再び北側へ。一応住宅街だが古そうな家が多く自然に侵食されてる感じがする。やがて小さな公園の先でちょっと見覚えのある並木道にぶつかる。これは北小金駅から伸びる道のはずだ。左折して駅に向かう。いい感じの小さな商店街の先が常磐線の堀割で、ちょこんと駅舎がのっかっていた。夕方の青みが残っているうちにここで散歩は終わり。
早めに散歩が終わったので川崎に出て久々にユニクロで買い物。パンツの股がすれてひどいことになっているのをずっとみてみないふりをしていた。
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