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2024-04-07 : 京成成田駅 - 京成酒々井駅 (12.0 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

丸の内の丸善で答え合わせをしたかった。赤い表紙で漢字二文字のタイトルの海外ミステリーということだけ覚えていたがそれではたどり着けなかったのだ。正解は『異常』という2文字だった。ついでに八重洲で生姜の入った長岡ラーメンを食べてからはるばる成田へ。

最近どの街もそうだが、成田はことさら行き交う人々の国際色が豊かだ。日本人は少数派ではなかろうか。参道の商店街を通って新勝寺に向かう。これまで中に入る機会がなかった。今日は観光客に混じってちゃんと観光する。中は思った以上におもしろかった。広大だし要所要所に魅力的な建造物がある。この季節桜をはじめとする花も美しい。ソメイヨシノだけでなく枝垂れ桜がなかなかなものだった。境内を大回りするコースを頭の中で組み立てた。けっこう起伏に富んでいる。隣接する庭園は成田山公園という名前がついていたので一応別の施設のようだが自在に行き来できる。満喫して墓地の脇から正門のちょっと東側で外に出る。

ぐるっとまわって京成の駅の反対側に近づく。市役所がある。AEONタウンの前を通り過ぎて駅と反対側の道に入ると、驚いたことに市境を越え富里市に入っていた。セブンイレブンの脇で右折して表通りにつきあたる。商店がならぶかなり立派なメインストリートだ。このあたりは南アジア系の人びとを多く見かける。観光客ではなく定住している感じだ。女性より男性が圧倒的に多い。学校のところで右折して静かな住宅街へ。東側の成田市との境界は里山になっていて通り抜けるのは難しい。夕闇が濃くなるなか、迂回して進むうちにJR成田線の線路があらわれた。歩道橋で向こう側へ。やがて成田街道のロードサイドにでた。自動車ディーラーではホワイトボードの前でなにやらミーティングをしている。すぐに酒々井町へ。里山に取り囲まれる。すっかり夜なので基本的はロードサイドを進むしかない。

それでも側道に入れるところでは入る。まず本道の北側の道。里山の縁、本道が高くなるところに遅れて追従しやがて合流する。そしてそのまま信号を渡って南側。くねくね蛇行して本道についていく。けっこう本道から離れて間に里山が挟まるところがあった。反対側も里山でかなり奥まった雰囲気になるがつきあたりにぶつかってあたりは開ける。大きな病院と農地の間を抜けて本道を渡って京成酒々井駅の方に向かう。巨大な船のような駅舎を見上げて散歩終わり。

2024-04-07 : 京成成田駅 - 京成酒々井駅 (12.0 km)