ランチは銀座でビュッフェ形式の本格インド料理。味は申し分なく、特にパニプリという穴の開いた丸い皮の中に小さな餅のようなものが入ったところにシロップを入れて食べる菓子は初めての食感だった。ビュッフェは食べないと逆に申し訳ない気がして、必要以上に食べてしまう。

板橋区役所前に移動して散歩開始。湿気が下にたまって動かない行き場のない蒸し暑さを感じた。時折落ちてくる霧雨の気加熱でかすかに楽になる。

仲宿の商店街から中山道を渡り東武の下板橋駅前の踏切を渡り、池袋本町のさびれた商店街。池袋駅の方に進みそうになるところをあえて逆に進んだらスタート地点近くまで戻ってきた。心機一転して大山駅を挟んで万座大山とハッピーロード大山という商店街のハシゴ。夕餉の買い物客で賑わっていて、思い返すと今日一番楽しめたのはこの辺だったかもしれない。

川越街道を渡り板橋交通公園をかすめて板橋区と豊島区の境界の道を進む。地下鉄有楽町線、副都心線の千川駅のすぐ近くを通り過ぎ、大通りから斜めに入る道へ。そのまま池袋に繋がると思っていたが、道は細くなり突き当たりにぶつかった。西武池袋線椎名町駅の近くから山手通りを渡り、びっくりガードに続く通りへ。池袋西口にいく選択もあり得たが、ガードをくぐり東口側に。東口駅前を通り抜けてビックカメラを冷やかす。

意図せず春日通りをずんずん進んでいて、丸の内線より有楽町線で有楽町に出たい感じだったので、都電沿いに大きく回り込んで東池袋にたどり着いた。