観劇を終えるともう17時だった。冒険はせずに中華街の入口で刀削麺を食べてそのまま歩き始める。
新山下の首都高下を進む。ロードサイドショップの裏口が面している。そのまま進むか迷ったが、右手のトンネルが誘っていた。これを通り抜けないとその上の丘を越えなくてはならない気がした。見晴隧道というそのトンネルを抜けてしばらく進むと本牧どおりだ。左手は本牧中心部、右手は横浜都心だが、どうしても行手の丘を越えたくなってしまう。かろうじて通り抜け可能な細い路地から胸を突く急階段を上り、その向こうの階段を下る。当然「向こう側」だと思ったが、実はぐるっと3/4周くらいして本牧通り近くまで戻ってきていた。いったん手前をうろちょろして様子をみるが、いっそ山下の方までもどってしまうことにした。静かな住宅街の中のビヤザケ通りというあまり聞き覚えのない道から港の見える丘公園の横を通って山下に下りる。
夜の元町商店街から中華街の縁を通ってスタート地点の劇場至近の場所まで戻る。赤レンガ前から汽車道を通って桜木町駅前。エアキャビンはガラガラかと思いきや観光客が行列していた。
まだまだ距離が足りないのでもう少しだけ延長。新横浜通りの裏道を抜けて京急の戸部駅まで。今日は湿度は高いが風がある分ちょっと過ごしやすい。昨日みたいにリミット振り切った汗だくになることは避けられた。
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