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2023-08-26 : 高島平駅 - 北浦和駅 (14.2 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

新丸ビルのそば屋でもともとさっぱりとろろそばのつもりが季節限定という言葉に負けて坦々そば。でも300円以上の差額を払うほどはおいしくなかった。レギュラー化されているものの方が当たりはずれが少ないのは当たり前なのでまあ仕方がない。

都営三田線で高島平へ。猫の額みたいな商店街エリアから新河岸川を渡り浄水場に沿って進むと荒川の土手に突き当たり上流方向に進むと陸地が狭くなって新河岸川沿いに戻された。行く手に戸田橋の高架が見えた。道が直前で終わっているようにみえて不安だったが、どうにかフェンスと橋脚の間の幅50cmくらいの隙間を通り抜けることができた。向こう側の土手をのぼって戸田橋に入りこむ。

歩き始めたときには照らしていた太陽が厚い雲に隠れていた。西の空はるか遠くでは稲光。気温や湿度は数値的にはあまり変わらないけど、風が心地よくて、歩きやすい。

東側に行きたかったのだけど、信号がなくて首都高下からなかなか離れられなかった。ようやく渡って向こう側に入りこむ。行く手に笹目川がみえて、もともと進もうともっていたのは橋を渡って川口方面だったけど、川と平行な道が新線で魅力的だった。結局突き当たるまで進んでしまった。ようやく橋を渡るが立派な鉄道の高架と駅らしきにぎわいにひかれてまた笹目川と平行に進んでいく。たどりついたのは埼京線の北戸田駅だ。高架下を通り抜けてこぢんまりした商店街を通っているといつの間にかさいたま市に入っていた。外環道の高架下をくぐる。外環道下の交差点はどこも似ていて既視感を感じてしまう。一応南髙通りという名前のついた商店街になっていた。

急速に夕闇が深くなった。平坦な埼玉にはめずらしい坂をのぼり尾根道みたいになった道を進む。行手に京浜東北線の線路が見えたので馬場先通りという道に左折すると中山道にぶつかった。調神社の脇だ。そのまま浦和駅近くの市街地へ。

飲み屋が多い商店街を縦横に通り抜けて浦和駅の東口側へ。最初は回り込んで浦和で散歩を終えるつもりだったが、信号の巡り合わせに従って北浦和に続く住宅街の奥深くに踏み込んだ。学校や公園が並ぶ一角へ。南浦和、浦和、北浦和と並ぶなか、南浦和だけ南区という別の区になったのは非対称な感じがしてしまうが、街のまとまりを鑑みると、南浦和は猥雑さのある新開地だが、浦和と北浦和は文京地区として一体だ。

市立浦和高校前の閑静な通りから左折して車も人の通りも少ない静かで狭い道へ。北浦和駅前までそのままつながっている。京浜東北線の下を通り抜ける地下道があったのでわざわざくぐって北浦和西口到着。

このところのったりと蝸牛の歩みだったが久しぶりに快調に歩けた気がする。数字上も1kmあたり13分台だった。

2023-08-26 : 高島平駅 - 北浦和駅 (14.2 km)