18日に日吉から羽沢横浜国大までの新線が開業したので乗りに行ってみる。今まで行きづらかったところに行きやすくなるとありがたいが、今回の開業はそういう形の恩恵はほぼない。東急の多摩川駅から目黒線回りでやってきた相鉄車両に乗り込む。目黒線内は急行だったのであっという間に日吉。そこから今回の開業区間に入る。最初の駅の新綱島は今回唯一の新駅だが、綱島と隣接してるので形だけだ。次が東急と相鉄の結節点新横浜。駅を確認するためいったんここで下車する。
ホームは2面3線。真ん中は当駅どまりの電車用で両ホームに挟まれている。JR蒲田駅のような構造だ。かなり地下深くて改札に出るまでに何本もエスカレーターを乗り継いだ。改札の正面には市営地下鉄の改札がある。地上に出たところはコンコースの2階だった。位置も一番奥なのでJRとはちょっと離れてる。
ランチはキュービックプラザの上階のとんかつ屋。鎌倉などいくつか店舗があるが新横浜ははじめて。ブラッドオレンジのドレッシングをかけて食べるキャベツがおいしい。
再び電車に乗って羽沢横浜国大に移動する。これで今回の新規開業区間は踏破。羽沢横浜国大には何度かきているが、今回の開通で電車の本数が数倍になった。駅の周りは相変わらずなにもなくて閑散としている。
ようやく散歩開始。大河のような環状二号の対岸に渡り急坂をのぼると田園地帯だ。すぐに坂をくだり新幹線の高架をくぐる。その先でまた急坂をのぼり羽沢小学校の校庭の桜を眺める。五分咲きくらいか。
車が通り歩道がある道に出た。なだらかなのぼりくだりを繰り返す。まっすぐ進めば小机だがそれよりは左手の鴨居や中山方面に進みたかった。一足先に路地に入りこむ。結局は菅田道路という道に入り込み、緑区に突入した。だがわざわざ鴨居駅の方に向かわずどっちつかずで進んでいたら竹山団地に入りこんでいた。トイレを借りて、階段をのぼり頂上の小広場で休憩。そのあとも広大な竹山団地の中を通り抜けていく。団地といえば子どもという印象があるが、ここではほとんど目にしない。時折元気な老人たちとすれちがうだけだ。
長い急階段をのぼった先は団地の外。高台の尾根道に沿って南下して横浜中心部に戻っていく。清掃工場の煙突が大聖堂みたいにあたりをみおろしている。路地越しの威容に引き寄せられてちょっとだけ近づいてみたが、すぐ戻る。
崖の縁に出て眼下の町と新幹線の高架を見下ろした。細い路地をくだっていくとさっきみた新幹線の高架、そのすぐそばが相鉄の西谷駅だった。相鉄線は帷子川が削った低地を走るので、長い行程の末にそこにたどり着くと、山を登る億劫さに辟易として、線路からつかず離れずに進むことになる。今日は商店街に入って横浜方面に進む。上星川、和田町、星川と通り過ぎた。星川の手前からは相鉄線の東側の開けた道を進む。そういえば天王町に新しい出入口YBP口ができていたのに、まだ出入りしてなかった。せっかくだからそこから入りこむ。
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