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2024-11-10 : 下高井戸駅 - 若林駅前(停) (18.0 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

渋谷で今日もスパイスカレー。

日没が早くなってきたし、世界情勢は不穏だし、しばらくはあまり遠出はせず心休まる街中を歩くことになりそうだ。下高井戸から桜上水方面に商店街を進んでいく。桜上水までは行かなくていいやと思い商店街の終わりで道をそれたが、むしろ桜上水駅前までショートカットする結果になった。小さな商店街を抜けて甲州街道を渡ると世田谷区から杉並区だ。町名的にはこっちがほんとうの下高井戸。けっこう立派な住宅の間を抜ける曲がりくねった道へ。おそらく暗渠の上ではないだろうか。今日一番印象的な区域だった。

神田川をわたって西永福駅前から方南通りへ。すぐに七五三でにぎわう大宮八幡に入り込む。結局はまた方南通りに出てしまって方南町駅まではおとなしくしてることにした。駅を過ぎたところで右斜め前の側道に入り込んだ。その道はカーブしながら思ったより長く続く。

幡ヶ谷に続く商店街があったので入り込んでしまうことにした。夕闇が深くなる。幡ヶ谷駅を過ぎると予報より早く雨が落ちてきた。カサをさすほどでもない霧雨だ。商店街を伝って代々木上原、さらに駒場あたりで井の頭線の踏切を渡り、駒場野公園でちょっと脚の疲れをとる。雨はいったん上がっていた。

仕切り直して東急沿線に向かうつもりだった。学校に挟まれた道から見晴らしのいい高台。ジグザグの階段を降りて池尻、三宿ときて、下馬、五本木方面の道に入り込んだはずだった。ところがどういうわけ180度真逆に進んでいて、なんか見覚えがない新しい道だと思っているうちに住所が世田谷区代沢になってきつねにつままれた。2年前に部分開通した補助26号のようだ。開通区間の先は静まり返った学校と住宅のエリアで、ただしあちこちのブロックが更地になって道路延長の準備をしている。井の頭線にぶつかって道は終わるが、なんらかの方法で乗り越えてその先も続くはずだ。

池の上駅の近くだった。いったん隣の下北沢に向かう。そこから選択肢はふたつ。環七に出てバスで帰るか、茶沢通りを三軒茶屋に向かうか。前者のバスの時刻がだいたい40分後くらいで余裕があったので、まずどっちつかずで南下していく。三軒茶屋まで半分以上きたところで、乗り換えの楽さをとって結局バスで帰ることにした。右折し環七に出て若林駅前の停留所でバスを待つ。10分くらいでバスがきた。

途中の停留所でジャージ姿の男子高校生たちがなかなか全員揃わずバスが待つことになったが、中のひとりが軽い感じで乗客に向けて謝ったことでイライラが消えた。ギスギスした世の中でこういう能力は貴重だ。

2024-11-10 : 下高井戸駅 - 若林駅前(停) (18.0 km)