川崎で見慣れない店で刀削麺ランチにしたつもりがほぼ1年前に同じ店でほぼ同じようなものを食べていて驚く。
たまたま乗った電車の終点という理由で平塚から。西に行けるところまで行ってみようと思った。北口に出たら前回訪れたときの記憶が蘇ってきた。面上に広く繁華街が広がっていて昭和的な飲み屋が多い。いったん市街地の端みたいな交差点にでるがもう少し市街地を歩くことにした。アーケード商店街を駅の方に戻る。
それなりに賑やかな道で左折したら工場街に入り込んで直進を強いられる。平塚市総合公園の手前でようやく左折して西へ。大きな公園だ。その向こうは中原街道の名前の元となった町中原だった。高札場跡があった。唐突に尿意を覚えて公園に寄ったあと連続して渋田川と金目川を渡る。南にはこんもりと高麗山が立ち塞がっていた。
しばらくは橋から続くロードサイドを進む。点々とチェーン店が並んでいた。新幹線の線路が見えてきたが、小さな団地沿いの小道が魅力的に見えてそちらに入り込んだ。そちらを経由して新幹線高架をくぐると一気にローカルになった。農道の急坂を上っていく。もう日没近いしこの先進み続けても農道や林道に毛が生えた道が続くばかりでどこにもたどり着けそうになかった。新幹線の線路に沿う県道63号にでることにした。
なんとか県道に出て歩道が分離されててほっとする。左手奥に続く山影をみながら進んでいくとあっという間に夜になった。県道は海側にカーブするはずだがその手前の橋のようなところで脇道に入る。川かと思ったが大きな池があったようだ。農地に囲まれた暗くて静かな一本道。新幹線の高架をくぐり川筋に出た。
大磯と二宮のほぼ中間地点だったが、橋を渡って大磯方面に向かうことにした。いったん公園や瀟洒な住宅が並び駅が遠くないと錯覚させるが、城山トンネルを通り抜けると東海道線との間には農地が広がる。いくつか海側に抜けられる道があったが今日はそのまま山側を進むことにした。駅に近づくと人がすれ違うのがやっとの路地になる。駅の出入口は海側だけなので駅のホームの真ん中あたりの跨線橋を渡って駅前へ。
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