前回ラストオーダーに間に合わなかった新橋のベトナムフロッグへ。他にはないメニューがたくさんあって迷うがとりあえずはトマトと厚揚げのブンというあえて地味なものにしておいた。
地下鉄の迷宮的な空間で乗り換えをしてはるばる東松山へ。まず賑やかそうな東口で降りてみた。ホームに降りたときたちのぼる熱気に苦笑を禁じ得なかったが、ちょうど日差しが翳り始めて、若干暑さが和らぐような気がした。駅周辺は思った以上に商業施設や商店が多くて、夏祭り的なイベントが開催されていて東武線と並行する商店街には露店が立ち並んおり、人通りで賑わっていた。
駅の周りのエリアを抜けると静かな住宅街で、いい感じの路地を選んでいく。急拵えのニュータウンではなく古そうな神社がありふつうに年輪を重ねてきた街なのだろう。開けた旧街道的な通りに入りこむ。少しずつローカルな感じになっていって交差点の先から歩道がなくなって歩きにくそうだったので左折した道は東松山市と隣接する滑川町の境界だった。東武東上線の踏切を渡ってすぐに右折して完全に滑川町に入りこんで足跡を印した。
東上線のひとつ先の駅森林公園に近づきつつあるはずだが、東上線以外の路線の駅にたどり着きたい感じがしていた。線路から離れる方向に進む。これはそもそも無謀な企てで、たどり着くのはほぼ不可能だった。おまけに厚い灰色の雲が広がりつつあって遠くの方で時折雷が落ちていた。離れてはいたがまわりを囲まれつつあった。
関越道沿いの道から国道254号へ。上り坂が続き、歩道はけっこう草が蔓延っていて、ちょっと歩きにくい。このまま254号を進んでも楽しくないしどこにもたどり着かなそうなので道をそれた。
アプリで雨雲を確認しながら歩いてたがまさにマップの雨雲の中に入り込んだ瞬間に雨が落ちてきた。すぐに雨足が強くなる。森林公園駅の方に近づいていたのでそのまま向かうことにした。
駅は思ったより遠くてその間に雨があがって晴れ間が出てきた。雨雲を確認するとこの先も大丈夫そうだった。だが、結局東上線に向かわなくてはいけないので東松山に戻るかひとつ先のつきのわに向かうかだがどちらも心をそそられなかった。電車に乗ってしまうことにする。森林公園駅はたくさんの列車が発着するターミナルなのにこぢんまりとした駅だった。
初めて川越特急に乗った。追加料金なし。東松山、坂戸、川越市、川越、朝霞台、池袋という超絶な停車駅だ。ようやく乗れてラッキーと思ったが、今は増発されて本数が多いらしい。
すっかり忘れていたがポケモンGOで、1日200匹ポケモンを捕まえれば41にレベルアップできるようなのでやっておくことにする。まずは池袋そして蒲田でチャレンジ。散歩で歩いた距離が短い分頑張った。数時間かけて達成。
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