横浜でラーメン店に入ったらすしがセットのメニューがあって驚いた。心とおなかの準備ができてなかったので今日はラーメン単品にしておいた。煮干しのスープが濃厚でおいしかった。
相鉄の天王町で降りたのは途中下車のつもりだった。コーヒーのペーパーが切れたので補充のため珈琲問屋本店に行ってみようと思ったのだ。一度本店にいってみたかった。駅からすぐと思い込んでいたが思いのほか遠かった。むしろ隣の星川に近いかもしれない。AEON天王町のすぐ近くだ。コーヒーが座って飲めるカフェコーナーはあるが店の規模は西口店の方が大きいくらいだった。ペーパーはちゃんと買えた。
もともと海老名までいこうと思っていたがもうそのまま歩くことにした。相鉄の高架をくぐり西側ののどかな住宅街に分け入り、集合住宅の横のかなりの急坂をのぼっていくと保土ヶ谷公園に入りこむ。保土ヶ谷公園はその広大さもあり、くるたびに印象が変わる。園内を突っ切る道路でさんさんと降り注ぐ太陽の光を浴びてたら理由のない静かな高揚感が湧き上がってきた。
公園をでて小さな人道橋で第三京浜をまたぐ。入り組んで起伏の激しい路地を抜けてゴルフ場があるような高台の尾根道から環状2号の歩道橋を渡り左近山団地の縁をぬって進んでいく。広大な団地なのに案外人が少ない。団地のエリアを抜け突き当たったところで北に右折ししばらく北に進んだ。新幹線、相鉄踏切と通過する。ダイソーがあったりして案外鶴ヶ峰駅の近くだった。相鉄と並行する厚木街道の向こうの峠をひとつ越えたと思ったらまた街道に戻ってきた。今度こそはと入り込んだ路地はすべりそうなくらいののぼりの傾斜だった。
16号をまたぎ少し広い道に合流してがんセンター、運転免許センターなど大区画の「センター」が続く。けっこう離れてしまったがここからでは相鉄線に戻るしかなさそうだ。なだらかな坂をおりて店舗が並ぶ賑やかなゾーンに到着。路地の向こうは箱の中に最後に残った選択肢、希望ヶ丘だった。
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