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2023-11-03 : 上星川駅 - 市が尾駅 (13.3 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

なくしたAirPods Proの片割れの位置情報が相鉄線上星川駅前のマンションで更新されていた。マンションなので部屋を特定できないし、気づいたのが遅れて数日経過してしまったので、もう部屋にない可能性もある。戻ってくる可能性は低そうだ。せめて散歩のネタに使わせてもらうため前までいってみることにした。

横浜でゴーヤチャンプルーの後上星川へ。橋を渡って左手の袋小路のつきあたりに目指すマンションがあった。6階建てでオートロックのなかなか立派なマンションだった。各階にいって部屋の前から接続できるか試して音をならすところまではやってみてもいいと思っていたが、オートロックでは無理だ。心の中で警告サウンドを鳴らした。このままで済むと思うなよ。

さて散歩開始だ。高架道路かと思うが実は東海道貨物線の高架線路の脇を上っていく。トンネルをくぐり急坂をのぼると汗が噴き出した。11月だというのに蒸し暑い日だ。長袖できてしまったが半袖でよかった。汗はなかなかひかなかった。

周囲より小高い尾根道をどこまでも北に進んでいく。ちょうど保土ケ谷区と神奈川区の境界あたりだ。二股に道が分かれてさらにのぼる左手を選ぶ。住宅地だったのが山林が右手、左手交互にあらわれる。このところ出遅れて近場散歩ばかりだったが、そこに一番欠けていたのはこういう風景だった。ところでさっき選ばなかった右手の道がこの森の向こうにあるとはとても思えなかった。その先も墓地があらわれたり、緑深めの地域が続くが、緑区に入り、鴨居という地名を目にするようになる。

尾根道はようやく終わり、のぼりと同じような急坂をおりると鴨居駅近く。そこから中山方面に進む。踏切を渡り鶴見川の土手に上ると西の空がオレンジに染まっていた。落合橋を渡って都筑区に入るがそれでもまだ鶴見川沿いを進む。

川からちょっと離れて、交通量が激しいのに歩道がない通りに入りこんだ。なにかの基地みたいなグリーンライン川和町駅をはさんで道は続く。地名が市が尾になって目的地が脳内でかたまる。さすがに歩きにくい道から離れて路地に分け入った。入りくんだ道筋をどうにかぬけてきっかけを見失って遠回りしつつ市が尾駅に近づいていく。

市が尾はとにかく坂が多い。気温が高くて汗ばみつつ駅到着。

2023-11-03 : 上星川駅 - 市が尾駅 (13.3 km)