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2023-08-19 : 新綱島駅 - 仲町台駅 (12.6 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

横浜ポルタの山下本気うどんはいつも行列ができてて入れないので、3店もある渋谷の中でも一番中心から遠い並木橋のほうにいってみた。目論見通りすぐに入れて、ようやく食べられた。思ったよりこしがないがおいしい。

そのまま歩くことも考えたが、やはり河岸を変えることにした。散歩を終えたことはあるがはじめたことがない新綱島に移動してスタート。

地下駅なので南口から地上に出た。綱島の繁華街からほんのちょっとはずれているだけなのに閑散とした住宅街だ。なんとなく鶴見川に沿って繁華街と逆方向に進んでいく。新幹線の高架下をくぐった先で右折すると綱樽橋という橋につながっていて、鶴見川を渡る。いつの間にか鶴見区に入っていてトレッサ横浜を横目に通り過ぎる。今思えばちょっと中で涼んでもよかった。

最初は気温は高いけど湿度が低いからいけると思っていた。獅子ヶ谷市民の森という鬱蒼とした公園エリアの縁はびっくりするほどさわやかだった。その先の道は起伏が多くてだんだんつらくなってきた。曲がりくねった急階段をのぼったときに一気に汗が噴き出した。市民の森は思ったよりずっと大きくてかなり長い間その縁を進み続ける。中に入りこむ道もあったがそうする気力はわいてこなった。

突き当たる。右手の大倉山方面に向かうことにした。集合住宅の足元の小公園で汗をひかせるためちょっと休憩した。けっこうのどの渇きが耐えがたくなってきた。大倉山商店街の入口でコンビニをみつけた。ドリンクとアイスをアウフヘーベンして冷凍のアクエリアスを買ってしまったが、溶かす必要があるので、目の前にニンジンをぶら下げられたがまんを強いられることになってしまった。砂漠で水筒の底の水を飲むみたいな感じだった。濃縮された甘みがたまらない。

大倉山駅雨を通り過ぎすぐに左折して新横浜方面へ。新横浜大橋で再び鶴見川を渡る。やがて地下鉄の北新横浜駅があらわれる。川向こうだし南新羽などの名前のほうが適切だと思うがいまや町名も北新横浜になっていた。駅名は住民の要望だったらしい。

新羽駅近くの新羽十字路をすぎてしばらくすると里山が近づいてきた..このあたりから地下鉄は高架になっていて、里山に穿たれたトンネルをぬけていく。行き止まりに惑わされつつ人気のない神社の脇の坂をのぼっていくと第三京浜が眼科にあらわれる。その先は農地だ。夕暮れの風がちょっとの間ふきつけてきた。

農地と住宅街をぬけるとようやく仲町台駅が近づいてきた。まだペットボトルの氷は残っている。のどの渇きは耐えがたいままだ。

氷は電車の中でようやくなくなった。

2023-08-19 : 新綱島駅 - 仲町台駅 (12.6 km)