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2023-08-06 : 馬橋駅 - 新鎌ヶ谷駅 (12.8 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

東京駅はあまりに人が多くてカオスだった。さくっと長岡ラーメンを食べて馬橋に向かった。流鉄との乗換で使ったことはあるがここから歩くのは初めてだ。

苛烈な日光の合間に時折り雨が降る不安定な空模様。駅を出ると雨がかすかに降っていてその間は若干涼しく感じたが、太陽がさすと地面から蒸発する雨水が湿度をあげて耐えがたくなった。

かろうじて商店街と呼べそうなローカルな駅周辺の道から八ヶ崎という交差点にでて、さくら通りという並木道に入る。八柱のさくら通りまで続いていそうな気がしたが、まっすぐそれずに進んだつもりだったのに、並木がなくなりふつうの住宅が並ぶ道になってしまった。

行く手に虹がみえた。あわてて写真に撮ったがけっこう長い間アーチが崩れず残っていた。

松戸市と柏市との境界を進む。あたりは緑が深くなり緑地や林が混じるようになってきた。進んでも進んでも同じような風景が続く。さっきからごろごろ空が鳴っていたが、ぽつぽつと雨が落ちてきた。カサはあるが、このへんで街中に戻ることにした。検索したら東武野田線の高柳駅が最寄りだった。左折してなだらかな坂をのぼっていく。あちこちに水たまりや水流ができていて、歩くのに苦労した。雨はまだ降っているのに沈んだばかりの太陽の光が反射してあたりをなんともいえない不思議な黄色に染めていた。Somewhere over the rainbowという感じだ。やがて雨はあがる。雨が降って気温は早々と26度台まで下がったが、湿度が99%で蒸し暑さはかわらない。

薄い夕闇を透かして高柳駅のモダンな駅舎がうかびあがる。それでもまだ距離が足りないので散歩続行。野田線の線路沿いに出るが、表通りのロードサイドを歩くことにした。夜になってきた。二駅歩いてターミナルの新鎌ヶ谷駅が近づいてきた。大型の商業施設がそびえたっている。駅前のアクロスモールのなかでちょっとニトリをのぞいた。この季節は歩いていてもいまここに集中できず、ドリンクや買物のことばかり考えてしまう。

3線が乗り入れる駅だが、北総線で帰ることにした。電車のなかのエアコンがききすぎて寒いくらいだった。

2023-08-06 : 馬橋駅 - 新鎌ヶ谷駅 (12.8 km)