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2023-04-15 : 北千住駅 - 王子駅 (9.2 km)
Shinichi Sugiyama
Shinichi Sugiyama

雨の一日だが、セカンドプランを用意せず、夕方北の方で雨が弱まるというお告げに賭けた。

雨に濡れずに一番広い範囲を動ける東京駅、有楽町エリアへ向かう。ランチは東京駅構内でタコスを食べたところまではよかったが最近雨が多いこともあり、もはやすることがなくなってしまった。とりあえず有楽町に向かった。目的は無いこともなくて銀座の無印良品で小さいサイズのティッシュを買おうと思っていた。地元では品切れだったのだ。ところがなんと銀座でも品切れでますます意気を削がれる。それにしてもこのあたりはどこもかしこもインバウンド客が多くて日本語が聞こえてこない。

ミッドタウンへ。ストリートピアノは撤去されていた。途中有楽町駅前の交通会館にはストリートピアノが設置されていたが、演奏者も聴いている客層も格が違う感じだった。ミッドタウンでは単に休憩だけする。

日比谷線で北に向かう。そのまま東武伊勢崎線に直通して草加あたりまでいくことも脳裏をよぎったが、人身事故で直雨運転が中止になっていた。北限の北千住で降りてみた。ここでもダメもとで無印をのぞいたらなんとふつうにティッシュが売っていた。これだけでもここで降りた甲斐があった。

外に出ると思ったより雨足が強い。ちょっとたじろいだが、カサをさして一歩踏み出した。昭和の雰囲気が色濃く残るくすんだレンガ舗装の道を縦横に選んで進む。隅田川を尾竹橋で渡った。雨はいつの間にか弱まっていた。カサは時折閉じたりもしたが、概ねギリギリさしたほうがよさそうな感じが続いた。尾竹橋通りから旭電化通りへ。いったん北に離れたが、いつの間にか南下して引き戻された。熊の前はいまだにたけしの元気が出るテレビでプロモーションしてもらったさびれた商店街の印象があるが今や日暮里舎人ライナーも通って交通の結節点だ。しばし商店街を北上する。

このまま進むと田端駅だが、既視感が強かったので右手にそれた。明治通りを歩き続けるのは嫌なので、一本奥の道へ。まっすぐ伸びるのが心地いいがよく知った道ではある。やがて明治通りにぶつかり反対側の路地に入ると見覚えのないショッピングセンター。ジョーシンとかOKストアが入っている。

やがて王子駅が近づいてきた。南口はまわりに何もない暗いところにいきなり口を開けて待っていた。距離も時間も短いが、雨の中歩くとやけに時間が長く感じられて消耗する。

2023-04-15 : 北千住駅 - 王子駅 (9.2 km)