年末年始散歩の第一弾は生田方面。ちょうどコーヒー豆が切れかけなので、YouTubeでよくみてるコーヒー店まで初めて買いに行ってみる。
川崎でパスタランチの後、登戸から歩き始めた。かつての水路に蓋をしたような細い路地を抜けるとすぐに隣の向ヶ丘遊園駅近く。賑やかな商圏から一本大きな道路を渡ると途端に道のつながりが悪くなる。広大な生田緑地が迫り出してきているのだ。五反田川や小田急線の線路に沿って進むが結局は津久井道に入り込む。津久井道は車の通りは多いが沿道の建物や雰囲気がいい。そのまま生田駅近くまで進む。
生田駅構内を通り抜け、五反田川の橋を迂回して渡り、旧階段を上りつめると台地の住宅街。その中の一角に目的のコーヒー豆屋はあって、客扱いはしてなくてコーヒー豆は自販機で買うシステムだ。生まれて初めてコーヒー豆を自販機で買った。
つきあたりは広大な長沢浄水場。宗教施設みたいに不思議な形の建物や設備がかいま見える。このあたりは天然の地形や浄水場であたりとほどよく島みたいな隔絶感がある。浄水場を迂回して進むと眼下の低地に城みたいな聖マリアンナ医科大学が浮かび上がる。
坂を下りるとさきほどの聖マリアンナ医科大学が近づく。正門の前を通る道からちょっとそれるとのぼり坂で、今日はほんとうに起伏が多い。行く手はまたしても浄水場。混同は西長沢浄水場という名前がついていた。さっきの長沢浄水場とは兄弟あるいは姉妹といってよさそうだ。
いつの間にか西に進んでいた。住所やバス停の行き先が百合ヶ丘や新百合ヶ丘になって、あれっと思ったのは、できれば田園都市線沿線にたどりつきたかったからだ。補正をはかろうとするうちになぜかUターンをする形になり。聖マリアンナ医科大学近くまで戻ってしまった。
そこからあらためて田園都市線沿線を目指す。あざみ野に向かっているつもりだったが、行く手はたまプラーザだった。その名も浄水場通りという大通りを進むが途中で道が途切れているようだった。ちょっと早めに迂回しようと遊歩道みたいな道に入ったら完膚なきまでに行き止まり。戻る。
結局緑地にはばまれて迂回。また起伏の多い住宅街から緑地の縁の未舗装で街灯のない山道、といっても片側は住宅だ。そこが川崎市と横浜市の市境だった。なんとか向こう側に抜ける道にたどりついて、静まりかえった住宅街から表通りへ。もうそれる理由はなかった。あたりは少しずつ賑やかになって、光り輝くたまプラーザ駅到着。
回り道しまくって初日から歩きすぎてしまった。渋谷に出て買物。渋谷は人が多すぎる。
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